民主党に政権が変わり、その目玉政策である戸別所得補償政策が動き出しました。先日、説明会が有り概要を聞いてきました。
行政の方も手探り状態で、確答できない事もあり今後、細部が詰められていく模様です。そのポイントは次に示す5つにあると言う事です。
1 米のモデル事業(戸別所得補償)と自給率向上事業がセットで実施されます。
米に関しては10a当り1万5千円、これは全国一律に支給されるということです。ただし支給の条件は、いわゆる減反政策に協力すること。
2 米の戸別所得補償(15000円/10a)は、生産調整達成メリットです。
ありていに言えば、減反政策に協力すれば、そのメリットとして戸別所得補償が受けられます。協力しない方は自由に米を作って下さい、その代り戸別所得補償は受けられません。
3 生産目標数量は全農家に配分され、達成に関わらず米以外に助成されます。
これは少し説明がいります。今回の戸別所得補償は作物の生産に対して支給されます。米を作った場合は米に対して、大豆を作った場合は大豆に対してそれぞれ支給されます。その考え方で将来は全作物に広げていくといくことです。しかし今回はそのモデル事業として、米で試しにやってみようという事です。米の場合、長年減反政策が行われており、減反面積達成(政策に参加)することによって補助金が支給されていた訳です。今回も米の戸別所得補償支給の条件に減反面積の達成が入っています。これは少し政策的だと思われます。本来ならばオールフリーの状態でやるべきだと思われます。しかしその場合は価格暴落のリスクがかなりあります。
話がそれましたが、米に対しての補償は減反面積達成が条件なのですが、例えば減反田に大豆(35000円/10a)を生産した場合はそれに対しての戸別補償は行われます。要するに田として登録してある農地に米を生産する時は、戸別補償を受けようとした場合、減反面積の達成が必要ですが、その他の作物を生産するについてはそういった縛りは無いということです。
4 助成は出荷を条件に、作付面積に応じて全国統一単価で助成されます。
これは、捨て作りはダメですよという事です。自給率向上が政策の骨子である意味合いからも出荷を条件にしています。自家消費分は考慮されません。
5 販売農家は、国に加入申請と交付申請を行う必要があります。
2010年3月5日金曜日
2010年3月4日木曜日
炭酸ガス
「現代農業」の2009年12月号に面白い記事が乗っていた。
題して「炭酸ガス施用最前線。世の中ではCO2削減が叫ばれているが、今再び、炭酸ガス施用が注目されはじめている。コストをかけない施用術、そして作物と炭酸ガスの奥深い関係に注目。」
この記事に出ている山本さんはバラをハウス栽培しておられる方で、有機物をハウスに入れる等して、炭酸ガス濃度を常に外気より高くしている。その効果は「昨年は農林大臣賞、今年は生産局長賞と続けざまに受賞した。花と葉のバランスが良く、日持ちが良いとの評価。出荷先の市場でも、バラの平均単価が1本70円だとしたら、常にそれより10円高く取引される。更に収量も多い」
山本さん曰く「山本さんは最近、施用に対する考え方が180度変わったそうだ。以前はずっとチッソ、リン酸、カリ等の肥料成分のバランスを考えて、土壌診断も何度も繰り返してきた訳だが、最近は、肥料はそれ程重要でないと思うようになってきた。」
確かに元素で見るとNPKの割合は低い。
ハウス栽培の場合は特に炭酸ガスの効果は大きいが、露地栽培でも敷き藁をしたり、堆肥を入れる事によって炭酸ガスが発生する。堆肥を入れる事は肥料を入れる事の他に炭酸ガスを発生させる意味もあるのかも・・・興味深いです
「現代農業」2009年12月号より引用
題して「炭酸ガス施用最前線。世の中ではCO2削減が叫ばれているが、今再び、炭酸ガス施用が注目されはじめている。コストをかけない施用術、そして作物と炭酸ガスの奥深い関係に注目。」
この記事に出ている山本さんはバラをハウス栽培しておられる方で、有機物をハウスに入れる等して、炭酸ガス濃度を常に外気より高くしている。その効果は「昨年は農林大臣賞、今年は生産局長賞と続けざまに受賞した。花と葉のバランスが良く、日持ちが良いとの評価。出荷先の市場でも、バラの平均単価が1本70円だとしたら、常にそれより10円高く取引される。更に収量も多い」
山本さん曰く「山本さんは最近、施用に対する考え方が180度変わったそうだ。以前はずっとチッソ、リン酸、カリ等の肥料成分のバランスを考えて、土壌診断も何度も繰り返してきた訳だが、最近は、肥料はそれ程重要でないと思うようになってきた。」
確かに元素で見るとNPKの割合は低い。
ハウス栽培の場合は特に炭酸ガスの効果は大きいが、露地栽培でも敷き藁をしたり、堆肥を入れる事によって炭酸ガスが発生する。堆肥を入れる事は肥料を入れる事の他に炭酸ガスを発生させる意味もあるのかも・・・興味深いです
「現代農業」2009年12月号より引用
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